2013年9月13日金曜日

vol.61 2013年高崎まつりレポート -山車編-

【 2013年 高崎まつり 】


- 山車編 -


第39回 高崎まつりのレポートも今回で最後となります。


 vol.59 高崎まつりレポート -伝統芸能編-
vol.60 高崎まつりレポート -神輿編- に続き、
今回は<山車編>でお届け致します。

※清水増くんは2日目に行ったため、1日目の写真はありません。
悪しからず!

●   ●   ●   ●   ●

高崎の山車は、保有台数なんと日本一!!
38台のうち、*今年は17台が勢ぞろいです◎
*(輪番制による)


○   ○   ○

<高崎まつりのルーツ>

●いつ始まったの?●
今から200年前の江戸時代、
上州一と言われた頼政神社まつりが起源。
その後、昭和50年に「高崎ふるさとまつり」として
高崎青年会議所を中心に誕生。
第11回から「高崎まつり」の名称となる。




●目的は?●
観光や商業的イベントではなく、
市民の祭りとして郷土芸能と山車巡行を中心としたそう。

【昭和30年当時の高崎祭の様子】
(商工たかさき NO.728)


●山車の大きさはいつ決まったの?●
明治2年以降に、町々に設けられた木戸や狭い路地に合わせ、
あまり大きくないもので作成。

その後は時代を背景に大型化、
路面電車が走るようになると幅の狭いものへと変化していった。

*山車を持たなかった町内は
大正天皇即位式(大正4年)や昭和天皇即位式(昭和3年)
に合わせて作成したという。
なるほど!確かにその頃作成された山車がたくさんありますね☆
(並榎町、寄合町、並榎坂下、本町一丁目などなど)


○   ○   ○

さて!そんな歴史ある高崎まつりの第39回目!
やはりお囃子を伴っての山車の巡行は見応えがありました!

今年は<北・中央地区>の17台が勢揃いしました☆



※全山車の写真は撮れませんでした。。


 
【歌川町 (藤原定家) 】
大正13年、東京神田の方が製作。
[歌]と書かれた赤提灯が山車を囲み、
とても華やかでした♪
 
【柳川町 (日本武尊) 】大正13年、埼玉本庄の方が製作。
上段四方幕が、
唯一 <白>の山車だったので映えていました♪

【寄合町 (弁慶勧進張) 】
大正3年、東京都台東区の方が製作。
幼い頃からお囃子をやっていたのですかね、
太鼓の音色が揃っていて綺麗でした♪


【並榎坂下 (小鍛冶) 】
昭和3年、東京都千代田区の方が製作。
人形は三条小鍛冶宗近こと小鍛冶とのこと。
両手を上にあげているため、存在感がありましたよ♪

 
【並榎町 (鏡獅子) 】
大正4年、群馬県高崎市の方の製作。
【赤坂町 (猿田彦) 】

大正12年、群馬県高崎市の方が製作。
袢纏が宇治茶色、真田紐をされている方も多く、
皆さま衣装が揃っていて綺麗でした♪





【右手前:本町二 (弁財天) 、 右奥:本町一 (猩々) 】
【左:請地町 (羽衣の天女)、 右:住吉町(蘭陵王)】

大手通り・慈光通りに集結する様は、見事ですね♪

各町内が、それぞれのお囃子を競い合うため、
山車と山車の間を通ると、すごく賑やかでした!!
締メ太鼓は小さなお子さんが
軽快に叩いているのが目を引きました。

山車は、老若男女が楽しめるものですね♪


これにて!
3篇に渡ってお送りしました

「高崎まつりレポート」は終わりとなります☆

ご一読頂き、ありがとうございました!!



<vol.60 高崎まつりレポート -神輿編->  こちら

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